夏の日のレザナンス

作者様 彩藤 神楽 (さいとう かぐら)様

作品ページ http://www.re-sonance.com/resonance/

ノベルゲームジャンル:恋愛、百合、ミステリー

 

WS000035

製作時期2002年

HDD
約4M
サウンド
要MIDI音源
メインスタッフ
シナリオ・グラフィック・スクリプト
彩藤神楽
素材提供
BGM
KeNji様
ASOBEAT様
SE
WEB WAVE LIB様
プログラム
高橋直樹様
 

作者様ページより。

 

今から10年以上の前のゲームということで、

大先輩が作られたゲームをやらせていただきました。

10年前のゲームということで、だいぶ時代の違いを感じるような作りになっていましたが

基本的にノベルゲームということでは大差ないです。

SEの大きさと、BGMの切れ方だけは、スクリプターの仕様で調整が難しかったんでしょうか?

 

グラフィック、スクリプト、シナリオ。

この3つを全て自分で作られているのが凄いと思いました。

わたしは絵描かないのですが、イラストのレベルはかなり高いです。

中にはBGMまで全部やる人がいると聞きますが、

3つでも十分すごいなあと。

自分から見たら人間じゃない。

 

MIDI音源がレトロな感じがして最初気になりましたが

終盤のミステリー要素が絡んでくるあたりからは、うまくマッチしていて良い雰囲気だったと思います。

 

 

百合ゲーで紹介されてて、絵も可愛いから食いついたんですが

わたしも似たような感じの作風というか、似たものを書いているので勉強になりました。

切ない雰囲気を出していく後半部が特によかった。

ミステリーと恋愛がBGMとマッチしてて楽しめます。

 

ただ前半の主人公が恋に落ちる瞬間がいささか乱暴だったと思います。

一目惚れという言葉を使わないで、ホログラム上の相手を好きになったことを表現することは

実際かなり難しいと思いましたが、時間をかけていいからゆっくりじわじわやっていく方が好みです。

 

文調に関してはさっぱりしていてよかったです。

わたしもこういうさっぱりしたものを目指したいです。

 

しかし何より驚くべきは4MBという低容量。

これでここまでできるのか…。

まあSFCソフトより全然大きいんですけどね。

4MBなんて、いまはBGMファイル一つで飛んじゃいます(´・ω・`)

プレイ直後の感想としてはしんみりしてやってよかったなと思いました。

 



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