Transmigration 1話公開 まどかノベルゲーム
こんにちは。カマキリです。
ようやくボイス付きの3作目、Transmigration ~転生の物語~をアップすることが出来てほっとしています。
イラストは毎回毎回すごいので、これは早く公開したいとずっと思っていました。
でも、今回特徴的なのがやはりなんといっても
まどかとほむらが入れ替わること です。
今回でボイス3作目ということになり、何か新しいことはできないかなと思った時に
もともとpixivの方であげていたまどかとほむらの入れ替わりSSをボイスドラマにすれば、
これはもしかしたら誰も見たことがないものを作れるかも知れないと企んだわけです。
当然まどかを演じる斎藤千和さんや、ほむらを演じる悠木碧さんを私達はみたことがありません。
これをどう演じるのかというものを、見たかった、そしてやればきっと面白いものが出来ると思ったのがこの作品を作る原動力になりました。
無論それなりに演技力や技量が試されるキャストになるということで、生半可な力ではこれを演じることはできないだろうと最初から思っていました。
特にほむらを演じる方は地の文も入るため、ほむらになったまどかの演じ分けが非常に困難になってくるものと予想されます。
なのでただ演技がうまく、声が似ているだけでもダメだろうなと…そんな野生の声優さんをどこから連れてきたものかと苦悩しておりました。
今回一番苦労したのが間違いなくまどほむの声優さん探しです。
ここに私の労力は集約されました。
前回のボイスドラマでお世話になった方はいろいろ事情があり、今回はお声がけすることができなかったので、1から自分の納得のいく人を探すのは本当に骨の折れることでした。
鹿目まどか役
今回まどか役となっていますが、正式にはまどかになったほむら役
つまり、中身はほむらを演じなければいけないという非常にシビアな役です。
悠木碧さんの柔らかく可愛らしい声で、クールなほむらちゃんを演じてもらいます。
まどか役を演じていただいた冬野こすずさんですが3人ほど候補がいてオーディションをやりました。
でも正直にお話すると、「この人だけは選んではいけない!」という予感が私の中にはありました。
ツイッターの一面を見ると仕事が大変そうだなということが一目瞭然で、一緒にやると完成しないだろうな……という気がしていました。
それでもこすずさんを選んだのは、何物にも代えがたい可能性を感じたからです。
オーディションで音声を頂いた時に、冒険したいというよりもこの人以外はありえないと思うぐらいのものを持っていました。
実際私の予感は正しく、2ヶ月近くたって漸く1話の音声をいただけるという事態にかなり焦っていました。
が、完成したものを聞いてみると流石としか言いようがありません。
夜中に帰ってきて、僅かな時間で収録してという感じだったのです。
そんなに時間かけて練習してないだろうと思うんですが…
暁美ほむら役
今回も主役はほむらちゃんです。
前述したとおり、ほむらが地の文を朗読するので、セリフの量も多く、一人二役で何度も読まなくてはいけない場面が多く存在します。
決して簡単な役ではないですし、本物の斎藤千和さんの技量が高過ぎるため、比較されるとすぐに目立ってしまう、おそらく誰もやりたくない役柄です。
演じていただいたのはぱん子さんです。
こすずさんと同様にこえぶでの投稿を聞いて私から声をかけさせていただきました。
一番驚いたのはぱん子さんの熱意で全くまどかマギカを知らないところから、2~3ヶ月で一番大変な役をこなしたことです。
もともと別の声優さんにお願いしていたのですが、都合上キャストを変更したため6月から始まった本企画の9月から途中参加という形でお願いしました。
今年中に完成を諦めかけていたのですが、この次期に投稿できたのはぱん子さんが頑張って下さったからにほかなりません。
まずいちばん最初にとりあえず11話のアレを演じてもらったのですが、違うキャラクターのように聞こえていました。
また、まどかの「おはよう」という声も、誰??と思うようなものだったので、あ…まずいなと思っていました。
これはオープニングの11話のシーンはなくしたほうが良いかもしれないとうすうす考えていたのですが、最終的に本物にかなり近づいて驚いたのは言うまでもありません。全く別物になっていたのでビビりました。
声真似の経験もないということなので、今回の経験が何かお役に立てばと思うばかりです。
努力の人なので、私も見習いたいです。
お二人の最終回の演技に乞うご期待。